2016年5月1日日曜日

2016.4中旬 蜂城山−逹沢山−カヤノキビラノ頭−笹子峠




勝沼ぶどう郷駅はツバメが縦横無尽に行き交ってとてもにぎやかだった



蜂城山までは参道を兼ねた明確な道。
蜂城山から達沢山手前までは踏み跡が薄いところがあるが、右が植林で左が自然林となっていてその境に道がついていることが多い。灌木が繁って歩きにくい所もある。
達沢山以降はしっかりした道だが、1箇所分かりにくい所があった。



勝沼ぶどう郷駅7:11→8:20釈迦堂P.A8:51→蜂城山入口9:02→蜂城山9:45→10:19神領山10:25→10:53大積寺山11:12→達沢山12:41→ナットウ箱山13:06→京戸山13:15→14:15カヤノキビラノ頭14:36→中尾根ノ頭14:55→笹子峠15:22→16:34日影バス停

蜂城山以降は誰とも行き合わない静かな山行だった。



勝沼ぶどう郷駅から歩き出す。
蜂城山入口まで長いが、初めて歩く道なので飽きることもないだろう。

農道からこの前登った大滝山方面が良く見えた。
見慣れた東側や西側からよりこっちから見る方がカッコいい。


駅から1時間ちょいで釈迦堂博物館に到着。
博物館は8:30に開くそうだが、周りに咲き誇る桃の花目当ての人がたくさん散策している。
下の釈迦堂P.Aに車を止めて階段で上がって来る人も多い。その階段を上がりきったところにはおじいさんが待ち構えていてぶどう直売のチラシを手渡ししまくっていた。
知り合いから、山梨で桃を直売で買って配送してもらったけど期日を超えても届かず、催促の末に届いたのは試食で食べた桃とは似ても似つかないパサパサの物で結局食べずに捨ててしまったという話を聞いていたので懐疑的に見てしまう。


釈迦堂P.Aでトイレを済ませ、果実ジュースを補給して再び中央高速左岸の道を進む。辺りは桃の花が満開でとても気分がいいい。

これは一つ手前の茶臼山への入口。


蜂城山入口は工事中だった。ここを左。

道なりにしばらく行くと右手に蜂城天神社参道と書かれた標石があり、山道が始まる。


参道らしく良く踏まれた道だ。ところどころ蜂城天神社と書かれた灯籠が置かれていた。


山頂に着く。
社があって甲府盆地方面の展望が少しある。

社で手を合わせて先へ。


神領山がそびえている。
一旦80m程降りて200m程登り返さないといけない。
新緑の森が広がってすがすがしい。僕は新緑の山が一番好きだ。

ちょっとだだっ広いところもあるが、基本的に植林と自然林の際に踏み跡がある。

稜線に乗っかると大久保山との分岐T字路になっていて、左にちょっと行くと神領山についた。

神領山。
静かな山頂だ。


ちょこちょこツツジを見る事が出来た。


大積寺山。
でもこの時は山名は知らず、なんとなくピークの写真を撮っただけだった。


枝が張り出しているところが多かった。


小さいコブがうねうねとしているところ。
道が分かりづらく見失ったりもしたがだいたい植林帯と雑木の境に付けられていたと思う。


達沢山から旭山へ続く尾根に当たる。右へは旭山方面への明瞭な道がついていた。達沢山は左へ。
ずっと右が植林だったがこの手前から雑木一色になっていた。


12:40 達沢山着。静かな山頂だ。
多分富士山を見えるために切り開いたと思われるわずかな間から三ツ峠山が見えたがその背後は雲が覆っていた。


ブナ柄の岩

13:05 ナットウ箱山。樹木の感じがいい。


京戸山。
大分前に壊れてしまったと思われる古い柱が一本立っているのみで標識は無し。

ここからほんの少し下ったところに京戸山林道登山口分岐があった。


今日の最高点の1487m(山名は無し)辺りから崩壊地辺りまで美林帯が続く。



1487mから下った1410m付近でこの枯れた大木に突き当たり、左に行きそうになるがここは右横へ少し進むとリボンがあり、明瞭な道が出てくる。
ここで少し右に行かないとリボンが見えづらい。

右に少しトラバースすると、こんな明瞭な踏み跡とリボンが出てくる。


崩壊地。
昭文社の地図に危険マークが載ってるところ。


カヤノキビラノ頭だ。
ここで小休憩。


カヤノキビラノ頭から4分ほど歩いたところに本社ヶ丸方面と大菩薩が見渡せる展望地がある。

以前ここに来た時、小さいリュックを背負ってじっと大菩薩の方を見ていた大柄な白人のおじさんに会ったのを思い出した。
大菩薩が見えます、と日本語で話しかけられたんだったなあ。
そこまでカモシカにしか出会ってなかったから驚いて、どこに行くのかとか聞きたかったかったけど日本語がたどたどしかったので問うのをやめたんだった。
しかしなんでこんなとこにいたんだろう?


中尾根ノ頭。

中尾根ノ頭から南東に踏み跡が続いている。ここもいつか歩いてみたい。


この辺もなかなかの美林だった。


中尾根ノ頭から5分ほど下ったところに中尾根ノ頭の標識があるがこれは間違いだと思う。

ここは尾根が分岐するところで、正規の道は右に曲がって続いていくが左にも道が見えた。ここもいつか探ってみよう。


笹子峠が見えてきた。


笹子への道は歩いたことがあるので今日は甲斐大和駅の方へ降りることにする。
この辺の森もなかなか良かった。



舗装路に一旦降りるが向かいに甲州街道峠道の標識が立っていてすぐにまた土の道に入った。

随所にこんな標識が立っている。
自害沢ってことは自害した人がいたんだろうか。

舗装路に降り立ち、そのまま進んでいくと集落が見えだした。

駅まで歩くつもりだったが日影バス停に差し掛かると数分で16:38発の最終便が来るところだったのでバスに乗ることにした。



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