2016年4月23日土曜日

2016.4初旬 古部山−甲州高尾山


1128mに登り詰めたところからの笹子雁ヶ腹摺山の稜線と富士山。
ハイキングコースを作りかけたのか放置された木々や木段があった。



竜門峡から大天狗山は伐採による展望。
大天狗山から大滝山は樹林帯。
大滝山からは、また展望の尾根歩き。
悪くない流れのコースだったと思う。

予想外に良かったのは取付きから大天狗山までで、1128m付近の伐採による展望、忽然と現れた木階段、最後は岩場の急登など変化が合った。ここはまたいつか来てみたい。
大天狗山、竜門山、古部山、三角コンバ、大滝山は展望が無い静かな山頂で、境沢ノ頭は伐採されてほんのわずか開けている。



セブンイレブン7:49→8:39竜門橋入口9:04→大天狗山10:26→10:59古部山11:18→三角コンバ12:06→12:17境沢ノ頭12:37→13:33大滝山(宮后山)13:45→14:01棚横手山14:04→甲州高尾山14:51→柏尾山15:40→登山口16:03→16:43勝沼ぶどう郷駅




竜門峡入口から橋を渡り、そのまま道なりに左に行くとすぐに竜門峡遊歩道入口の標識があるのでその示す方に右折する。ちょっと登ってここに出てきた。
案内板の裏から踏み跡が伸びているように見えたけど、少し左に行った所がゆるそうだったのでそこから取りつくことにした。


かなり急斜面だ。
落ち葉も堆積していて滑りやすいが、広葉樹の森が広がっていて気分はとてもいい。
踏み跡はあったり無かったり。



斜面を這い上がると踏み跡がはっきりしてきて、眼前に1128mまでの道筋が見渡せるようになった。伐採地の際を登っていくようだ。
左下にはさっき歩いていた道が見え、その後ろには笹子雁ヶ腹摺山~大鹿峠あたりまでの稜線が見える。



伐採地の際を上がる。切り株だらけの中にはっきりとした踏み跡が続いている。けもの道も兼用しているようで鹿と思われる足跡も多い。
1.2箇所僅かな区間だが松が繁って藪になっているところもあった。

後ろを振り返ると、笹子雁ヶ腹摺山の向こうに富士山が頭を覗かせていてテンションが上がる。一本調子のきつい急登だが展望があるので楽しい。


1128mには左からもゆるく尾根が上がってきていて、登りやすそうな尾根だな、などと思いながら歩いていたが近づくにつれ階段らしきものが見えてきた.....?


1128mに到達。

富士山はこんな感じ。


やっぱり南の尾根から木段の道が上がってきていた。なんだろ?
1128の少し下を通って写真のように大天狗山の方へと木段は続いていく。
この前古部山まで登った時の大志戸木の実の里森林公園を思い出した。あっちもそうだけど何で山と高原地図には記載が無いんだろう。



しばらく木段は続いたが、岩場の手前で唐突に終った。
看板は無いので多分ハイキングコースとしては機能していない(させてない)と思うが分からない。
いつか探索してみないといけないな。


ちょっと難しい岩場をテープを目印にこなしいく。最後は急登になった。


大天狗山ちょい下にある祠。
前回古部山へ往復した時には、この祠の先で急下降になってしまったので引き返したんだけど正解だった。
雪も着いていたし、あの岩場は降りれなかったんじゃないだろうか。


祠から僅かで大天狗山に着く。
そのまま通過。


ちょっと下った後、短い急登をこなし竜門山へ到着。
ここは左が植林で右が自然林となっている。


竜門山を過ぎてからの森の雰囲気が良かった。


古部山着。
標識に、隣の1292峰が古部山ではないのか? と書いてあったのは前回も見たが、あらたに、日本山名辞典を見よ、と書き加えられていた。
あれからここを歩いた人いたんだな。疑問を呈していた人がこの書き込みを見るのはいつのことになるんだろうか。

日本山名事典って欲しいけど調べたら6,480円と躊躇する値段だ。とりあえず図書館で見てみよう。


新緑時は気持ち良さそうな樹林帯が続く。
踏み跡は続いているがところどころ薄い所もあった。テープはちょこちょこ。


1413.5mへ着く。東から西へ続いていた道が北へ屈曲するところだ。
ここが三角コンバだとばかり思っていたが、帰宅後調べたら違っていた。峰の名前は特に無いみたい。


コブに向かって歩いていたが踏み跡が薄くなり、いつの間にか巻道へ入り込んでコブを過ぎてしまったのでまた戻った。
この写真だけ撮ってすぐ離れたがどうもこの辺りが三角コンバらしい。山名標識は見当たらなかったが見逃したのかもしれない。ただの分岐点かと思っていたのであまり注意を払わなかった。まあ他と同様特に何も無いところではある。


ひと登りで滝沢ノ頭。ここは伐採されていて日当たりは良かったが展望はそれほど無い。この時は雲がかかっていたが角度によっては富士山が見えるのかもしれない。

ここの山頂は南北に延びていて、北の端から左右に道が分かれるが、歩きやすく見える右じゃなく左へ進まないといけない。踏み跡は薄いがテープはあるし境界杭もある。
ただ左へ降りると間もなく右後方から明確な道が合流したので、山頂から右へ行ったとしてもこっちへ来れるのかもしれない。


その道が合流した後は、かなり歩かれたと思われるえぐれた道になった。
日川沿いの集落と深沢を結ぶ、昔ながらの道なんだと思う。


一旦林道に降りる。
尾根沿いに深沢峠まで下りて大滝山まで行こうかと右に進んで下降点の所までは行ったけど、まあ無理することはないかと思い直し、林道をくねくねと深沢峠へ向かうことにした。


こんなんじゃ車は通れないよな。

深沢峠と思われる所へ着いた。
正面の斜面から取り付く。目印のリボンが付いていた。


枝打ちの跡が散乱しているが道は明瞭。
でもその道は途中から尾根を外れていってしまったので適当な所からまた尾根によじ登った。


大滝山(宮后山)。ちょっと前は昭文社地図はここを宮后山(大滝山)としていたが今は逆になっている。国土地理院の地図は元からここを大滝山としていたはずだ。

ここから西尾根を下るか稜線を通って大善寺へ下るか迷っていたが、展望のある稜線を行くことにした。


大滝山を過ぎて少し行ったところから展望の稜線歩きとなる。
まだ富士山が見えていた。手前のデコボコ稜線が2月に歩いた勝沼尾根だ。
あの尾根もきつかったが、この稜線も小さいデコボコ続きでヘトヘトになってきた。でも展望命なので巻道は使わず愚直に歩く。


宮后山(剣ヶ峰)を過ぎ、巨大なアンテナの横を通って林道を横切るとそこから急下りが続く。
ところどころで笛吹市方面の展望が開けて気分転換になった。


大善寺脇に降り立つとちょうど桜が見頃だった。日が翳っているのが残念。
大善寺に入るのは有料だが、登山口周辺の斜面は誰でも入れるので散策に来ている人が多い。


あのピンクの帯はなんだろうとずっと考えながら歩いていた。
桜にしてはピンク過ぎる気がする。桃の花かな?


勝沼ぶどう郷駅も桜が見頃で賑わっていた。





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