2016年1月31日日曜日

2016.1初旬 杓子山西尾根-相定ヶ峰



下吉田駅そばローソン7:54→8:48登山口の陸橋9:05→11:44杓子山12:20→向原峠13:47→14:12相定ヶ峰14:28→15:12堂尾山公園15:19→富士見台15:27→登山口15:41→15:57寿駅


距離15.8km 累積標高上り1139m 同下り1204m


下吉田駅で降り、1ブロック先のローソンで買い物とトイレを済ます。
糖質制限食登山の第二弾で、前回よりきつめのコースになる。

糖質制限を始めようと思ったのは図書館で読んだ本に載っていたのがきっかけだ。
体脂肪を少なくしたい、特に下腹の脂肪を取りたいと思っていて、糖尿病だからというわけではない。
糖質制限についての本を、賛成反対合わせて10冊程読んだが、体に関する事は(他の分野もそうだけど)良いとされている事が悪いとなったり、悪いとされている事の中にも良い部分が発見されたりといろいろ変化が多いので、結局自分の体で試すしかないと思い実践してみる事にしてみた。

山歩きはダイエットになると言う人もいるけれど、体組成計(あまりあてにはならない。目安にはなる)の記録を見ると翌日は体重や体脂肪が増えていたりするし(むくみに寄るところが大きいが)、数日縦走をやると特に、筋量が減って体がぷにゃぷにゃしているので違うんじゃないかと思っていた。ただこれは各々の飲食の摂り方によるところがかなり大きいと思うし体質もある。結局自分で試して自分なりのやり方を探っていくしかない。


ローソンでブランパン2個入りをふたつとからあげクンを買った。持参した食料はナッツ、チーズ、いりこ、プロテイン、マヨネーズ、クッキー3枚。ご飯ものは無し。糖分を摂らないと脂肪が燃え始めないらしいのでクッキーを所々で食べるつもり。


下吉田の寂れた感じの商店街を抜け杓子山へ向けて一直線の道を歩く。富士山がさすがに近い。


途中西尾根が見渡せて、最初急登→平坦→急登となってるのが分かった。
尾根の真ん中あたりからの急な登りがきつそうだ。

だんだん家がまばらになり農道みたいになってくる。突き当りで左に曲がり、並行してる林道へ合流する。
この林道をまっすぐ行くのが山と高原地図に載っているルートだが、西尾根に乗るにはここで左折。河口湖インターハイツこの先300mの看板があるところ。



先に見えてる陸橋から山道に入る。













陸橋を渡ったところで身支度を済ませる。
南朝忠臣藤原卿墓碑と看板が出ている正面の黒階段を登って取り付く。
黒階段を上がったところにその墓碑があり、墓碑の裏には気が滅入るような暗〜い植林の斜面が広がってるがここを登っていかないといけない。

テープが着いてるが踏み跡は薄い。適当に登るが急登だ。


日当たりのいい高みに着いたら標識があった。980m付近。取り付いて30分。
僕はこの標識の裏から道無き道を登ってきたが、林道方向を指すほうを見るとリボンがたくさん見えたからもっとしっかりした道があるっぽい。もしかしたら登り口が別にあったのかもしれない。





ここから樹間に富士がちらつく明るい尾根歩きになった。
さっきまでとは違って道もはっきりしている。











急登手前で一息つく。途中新しい標識のある右へ分ける分岐を二箇所見かけた。どっちも来るときに分かれた林道へ降り立つようだった。

急登をじっくりと登っていく。
途中1440で一息つける。富士山が目の前に大きく広がり、なかなかきついがほんとに気持ちのいい道だった。春頃はどんな感じだろう。



倉見山への分岐に着く。覗き込んだらとても急な下りだった。

歩いてきた方もちゃんと案内が立っているのでやはり僕が取り付いた地点以外に道が整備されているんだと思う。









11:44 杓子山着。20人位人がいてさすがにぎわっている。僕も富士山の真ん前に陣取って昼食。
カラアゲくん、ゆで卵、チーズ、あたりめ、クッキー1枚、プロテイン。富士山は雪が少ない気がする。
この真ん中にピョコンと飛び出てる所から続いてるのが多分歩いてきた尾根だ。


12:20に出発。
さっきの分岐迄戻り、相定ヶ峰へ向かって降りていく。この尾根は都留市と富士吉田市の境界でもある。
最初はとっても急な下りだ。落ち葉が積っている所は恐い。

短いが両側が切り立ったところもあった。


イワカガミの群生がしばらく続く。


根元神社の標識があって、寄っていこうかと思い少し降りたが、また登り返すことを考えると嫌になってすぐ引き返した。


この後も何箇所か右側の都留市側が切れ落ちた所があった。
切れ落ちている方が真っ暗で怖いが、左の富士吉田市側が緩やかなので危険な感じじゃない。









急な落ち葉の下りで1か所リボンを見落とし道を間違った。10mくらい降りておかしいなと思い、引き返してリボンを見つけることができた。










1140m付近。ここから40m程下った向原峠から、正面に見える相定ヶ峰まで登り返さないといけない。
倉見山迄行こうかとも思っていたが、この辺りでだいぶその気も無くなってきていた。

13:47 向原峠。ここが最低鞍部になる。ここから相定ヶ峰まで160mほどの登りだ。相定ヶ峰に着いたら休憩しようというのを支えに最後の登りをこなしていく。倉見山は一度来たことあるしいいや。


14:12 相定ヶ峰。富士山の方だけ樹木が切り開かれていた。
切り株に座ってゆっくり休憩をとる。静かだ。杓子山周辺以外では誰とも会わなかった。


14:28 下りにかかる。


堂尾山公園という切り開かれた平坦地に着く。屋根の建物は朽ちかけていて、富士山は正面に見えるが送電線が邪魔だ。

ここは十字路になっていて、右はクマガイ草群生地、左は向原集落、まっすぐが寿駅と標識が立っている。
以前来た時は右に向かったが、暗い道だった記憶がある。クマガイ草の時期でも無かった。
今日は寿駅方面へまっすぐ向かうことにした。持参した2009年山と高原地図にはこの真っ直ぐの道の記載は無い(後日購入した2015年版には載っていた。これ以外もたくさん道が増えていてびっくりした)。
よく踏まれた明瞭な道が続く。


富士見台という場所に着く。


今日登った西尾根が見渡せた。1170m辺りからの急登がよく分かる。


この後も明瞭な道を進み、15:41 この階段を降りて舗装路へ合流した。
ここからは寿駅まで車道を歩く。

逆から来た場合、この登り口が奥まった所にあり、直前で標識も出てないので分かりづらいんじゃないかと思う。





寿駅から来て高速の下をくぐり、シチズンが両脇に建っている間の道を進み、













シチズンから100m程過ぎた、カーブを曲がった所から左に入る。
左に赤い消火ホース格納箱が建っている。












曲がったらすぐに左に上がり、法面の切れ目に赤い鉄製の階段がある。














翌日の体組成計の結果は、体重変わらず、脂肪少し増大、筋量少し減少となっていた。
う〜ん....。




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