2017年6月24日土曜日

2017.5下旬 棚山 - 兜山




山梨市駅から棚山を目指す。山々は雲の中だ。



山梨市駅 7:10 - 8:57 登山口 9:01 - 10:05 棚山 10:29 - 神峰 10:49 - 12:08 兜山 12:19 - 春日居町駅 13:47


山梨市駅からてくてく歩きだす。

フルーツ公園下の子馬さんは食事中だった。


ほったらかし温泉の先にある分岐。この前さまよったときは左の道から上がってきた。
こっち側からだとちゃんと看板があって、棚山へはまっすぐ進むように書かれている。


先の曲がり角がこの前引き返した地点だ。

ここに来るまでにも2箇所伐採作業中の横をとおったし、ダンプともすれ違った。この辺りも大規模に伐採しているけどなんなんだろう? どうも別荘地を作っているような気がするがなぁ。



登山口着。
前回は右から来たが、今日登る重ね石コースはここで左折する。
まだ9時だけど、ずっと陽に照らされて歩いてきたせいかけっこうへばっていて、このときは棚山を往復して帰ろうかとちょっと弱気になったりしていた。


初めて歩く道は特に、地形に対してどういうふうに道がつけられているか、なんのために作られた道なのかとかを考えながら歩いていることが多い。
この重ね石コースは、尾根を一直線に登りつめる単純な登路かと最初思っていたが、実際は、尾根→谷→尾根→谷→尾根と、なるべく急な上り下りがないようにつけられていて、へー上手いもんだなと思った。楽なように楽なように作られている。
林道を歩いているときは20度を超えていたけど、今は18度ほど。葉で陽が遮られ、風も適度にとおり快適だ。


これが重ね石だ。実物を見たときはなんの感動もなかったが(ほとんど見向きもしなかった)、後で写真を見ていて、うーん不思議なもんだなとしばらく感じ入ることになった。


10:05 棚山着。
この前来たときよりだいぶ葉が繁って、見える風景が狭まっている。

昭文社の地図では登山口から2時間と書かれているが、途中のトイレ休憩を入れても1時間4分で着いた。
どうもこの辺りのコースタイムは多めに取り過ぎているように思う。これだと計画段階でやめる人も出てくるんじゃなかろうか。
僕自身この辺を歩いてみようかと昭文社の地図でコースタイムを調べていて、これじゃ遅くなると思ってやめたことがある。地形図を丹念にみればそんなにかからないことはわかるけど、絞り込む前の段階ではそこまでは見ない。

写真の真ん中くらいにほったらかし温泉が見える。その向こうには山梨市駅があるはずだ。よく歩いたもんだ。


神峰に着く。
前回は写真奥から来た。

今日は左折して兜山へ向かう。神峰南尾根だ。

ここから神峰南尾根鞍部まで登山地図に道は描かれていないが、トレッキングコースの表示あり、と注釈がつけられていて、どんな道だろうと思っていた。


これがその表示だ。
でもトレッキングコースといいうよりは、山仕事の道と言ったほうが近い。
踏み跡はしっかりありテープも多くついていたが標識はほとんどなく、一箇所ピークで尾根が分岐するところで少しわかりにくかったので、そこは標識があったほうがいいように思った。


途中ひとつだけ見た標識。棚山へ約2Hと書いてある。


神峰南尾根鞍部。
ここから990m圏無名峰まで標高差90mの登りだ。そこからは兜山まで下り基調になる。


岩が多く見られるようになった。
気温は変わらず18度ほどで気持ちいい。今日のような爽やかな日に新緑の中を歩くのは幸せなことだ。


12:08 兜山に到着。4人ほどが食事中だった。今日初めて会う登山者だ。

展望台を指す標識があったので行ってみる。


展望台からの眺め。
ちょうど昼時なのでたくさんの人が食事中でびっちり埋まっている。さっきの人たちは座るとこがなかったんだな。
僕は棚山で食事を済ませていたので景色だけ楽しんだ。


下山路では急な鎖場が出てきて驚いた。へぇーこんなとこがあるんだ。50mほどの標高差を一気にここで下る。

兜山に特に期待はしてなかったけど、ここいいな。
そんなに歩きたくないが山には行きたいというような時(今日の僕がそうだ)、弁当を持って兜山というのも楽しそうだ。


その鎖場からの展望。


沢のそばの登山口へ下山。
しばらく土の道を歩いていくと、やがて簡易舗装の道になって家や畑が出てきた。


春日居町駅に向かう道沿いに古墳を示す標識があった。大蔵経寺山の下にもあったし、知らなかったけどこの辺は古墳跡が結構あるみたいだ。


真ん中が兜山。


春日居町駅はのんびりした雰囲気のかわいい無人駅だった。


これで甲府盆地北側はざっとさらったが、歩いていると地図に出ていない分岐に多く出くわし、昔から人がよく入っていた山域なんだなと感じた。
地図をよーく見るとグレー破線がたくさんとおっているので、折を見て今後も歩いていきたい。


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