2013年11月19日火曜日

2013/9 燕岳~大天井岳~常念岳 2日目その2:大天井荘~常念岳





10:23大天荘を出発。





常念が大きくなってくる。


さっきまで右前方に見えていた槍ヶ岳が右後方にだんだん遠くなっていく。


東天井岳のトラバース


常念が雲に巻かれている。
天気が良いほうから悪い方へと歩いていく感じ。


このトラバースは気持ちいい道だった。


だいぶ風景が変わった。結構歩いてきたなあ。


横通岳の斜面に立つ。常念でかい。あれ登るの・・・? やだな・・・。
明朝登ろうと思っていたが天気が悪くなる予報。今日のうちに登っておくかぁ・・・


槍も穂高も雲にだいぶ覆われてきた。


横通岳の斜面を見上げる。こっちは晴れ間がまだ見えるんだけど。


進む方向はガスの中。


12:32常念小屋に着いた。テントの受付を済ませテン場へ。
テント場は間にハイマツ帯を挟み小屋に近いほうと遠いほうと2箇所ある。近いほうはトイレがあり、遠いほうが広い。
遠いほうが全然空いていたのでそちらへ張った。この時点で5張りくらいだったと思う。遠目には気づかなかったがどこも斜めっている。


小屋に行きラーメンと焼き鳥を食べ、ビールを購入しテン場へ戻り少し考える。

よし、常念登ろう。時間あるし。
買ったビールは飲まずに置いていく。

行くか。


急な岩ゴロ斜面をゆっくり登る。
景色はあまり見えず。ガスが薄くなったり濃くなったり。
人がとても多い。


山頂も人が多い。景色も見えないので早々と下山開始。
80歳を過ぎていると思えるおばあさんが家族と思しき人と山頂の岩場を渡っていく。すごい。



途中右端に人だかりがある。 雷鳥か?

やっぱり。
一方はハイマツ帯で、残りの三方を人間に取り囲まれた中で雄の2羽が行き来している。時々鳴き声を出す。母親か家族でも探してるように見えた。

ここで何枚も写真を撮ったが、カメラを構えるおばさんやお姉さんたちが雷鳥の後ろにずらりと並んでカメラを構えてる姿も写っていて笑える。

                     いないね                 どこいったのかな   





テントがだいぶ増えている。


テン場に戻って張り網を調整したり荷物の整理をしたりしていると、隣の人が説明書を見ながらテントを張ろうとしているのだがなかなか上手くいかないでいる。
しばらく静観していたが、何度も説明書を見ながら悪戦苦闘しているのを見かね、手伝いましょうか? と声をかけてみた。
するとやっぱり気に掛かっていたのだろう、そばにいた若いカップルがすぐに手を貸してくれた。というか後はそのカップルで全て張り終えてしまった。特に女性のほうが大活躍で、すぐ後に来たやはり不慣れな悪戦苦闘男の連れの分のテントも主体となって張ってしまった。
僕は一番最初にポールを穴に1箇所通しただけで、後は見てるだけ。
なんだか学生の頃、休みの日に部屋でくつろいでいると部屋にばーんと入ってきて、雑誌を重ねいろんな物をゴミ箱に入れ布団を干し掃除機を掛け始める母親を思い出す光景だった。

その後の食事どき、僕は悪戦苦闘二人組みと一緒に食事していたのだが、二人の面白い話を聞く合間に悪戦苦闘がテントのお礼にカップルにおかずを持っていったり、その返礼におかずを貰っていたりとなかなか良い感じだった。



3日目へつづく

2日目その1




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