池と原生林の2日間。
2日目に歩いた双子池から大岳への道に圧倒された。
最初は北アに行こうかと思っていたがどうも天気が良くない。
景色が見えなくても楽しめるところはないかなと考えていて、去年歩いた亀甲池から双子池間の原生林の道を思い出した。あそこ良かったな。。。
そうだ、あの辺のまだ行ってないとこを歩いてみよう。
10:12 竜源橋
10:40 - 10:44 蓼科山分岐
12:39 - 12:52 大河原峠
13:16 - 13:21 双子山
13:50 双子池
蓼科高原ラウンドバス 茅野駅-竜源橋:1時間32分 1300円
双子池ヒュッテテント場:800円。HPには40張とある。
雄池のそばに小屋が建っていて、テン場は雌池の湖畔の砂浜と周囲の樹林帯。砂浜25〜30張で樹林帯に10〜15張といったところだろうか?樹林帯にはテン場が点在しているので正確な数は不明。水捌けは良い。小屋の人が親切。
天気予報は曇り。
現地に行ってみて晴れていたら、蓼科山登山口→蓼科山→大河原峠→双子池。
曇りや雨なら、竜源橋→天祥寺原→大河原峠→双子池。
茅野から見る八ヶ岳はすっぽり雲の中だったので竜源橋から入ることにした。
茅野駅からラウンドバスという定員20名程の小さいバスに乗って竜源橋へ。
昨年8月下旬に乗った時は、途中から乗ってくる人が多くて補助席を使うまでになったが、今回は途中から乗った人を含めて10人いないくらいだった。
出発。竜源橋登山口にはトイレや自販機は無し。
ゆるい登りが続く。この日はずっとゆるいままだった。
晴れてれば嬉しいけど、曇っていてもなかなかの雰囲気だ。
途中から右手に岩がごろついた涸れ沢が沿っていたが、伏流していたようで、しばらくすると轟々と水が流れていた。
途中、樹林の途切れから蓼科山が見えたがやはり雲の中だ。残念。
この辺りから大河原峠手前まで、道に水が溜まっているところが多く歩きづらかった。水はけが悪いみたい。
蓼科山への分岐に着く。
しばらく鳥の声を聞きながら休憩した。
亀甲池分岐。
去年はここから右折して亀甲池へ向かったが、亀甲池から双子池までの道はこれぞ原生林という雰囲気のある道で、かなり感激した。
今回はあんな感動に出会えるだろうか?
行き交う人も3人くらいだった。蓼科山はこの天気でもすごい人出だろうな。
大河原ヒュッテは朽ちかけた感じで、ああもう営業してないんだなと思ったが、ヤマレコを見てたら最近泊まった人のレコが上がっていて驚いた。
この辺はヒュッテとつけられた小屋が多いが一時期流行ったんだろうか?
どうでもいいけど何語だろう。ドイツ語かな?そんな名前の雑誌もあったな。
双子山は草原が広がる広々とした明るい雰囲気のところだ。
雲が大きく動いていて大岳には雲がかかったりとれたりしているが、蓼科山についている雲は動く気配がなかった。
双子山から再び樹林帯に入って急坂を下る。今日初めての急坂だ。下りだけど。
今日は緩い道ばかりで少し物足りない気もするがまあいいや。
小屋のおじいさんは健在だろうか?
去年はおばさんが受付をした後、年のいったおじいさんが窓から顔を出してテン場と水の説明をゆっくりと丁寧に説明してくれた。またあの説明を聞けるかな?
去年のおじいさんは見かけなかったけど別の少し若めのおじいさんを二人見かけた。ここの息子だろうか。
湖畔に張っている人が多かったが、雨が降ってもいいように予定どおり樹林帯に張ることにした。
でも考えてみたら今までの人生で湖畔に寝たことなんてない。次は湖畔だな。
夕方、持ってきた文庫本を読んでたら寝入ってしまい19寺頃目覚めてしまった。
これはしばらく寝れないパターンだ。
寝るのは早々に諦め、地図を見たり文庫本を読んだりして過ごしたが、虫がものすごく多い。
でもさいわいな事に刺す虫がいなかったので気にしないことにした。ツェルトは下が開いてるから完全には防げない。
ツェルトで不思議だったのが、この日は虫のせいで途中から8割ほど下までジッパーを降ろしたのに結露しなかったことだ。
一番最初にツェルトで泊まったのは仙水小屋のテン場で、風が通らない樹林帯の中だったがジッパーを下まで閉めていても結露は無かった。それから数回くらい大丈夫だったのがある時からひどくなり、最近は前も後ろも全開が基本だった。
汚れなどで布の透湿性が落ちてきたんだろうと推測していたが、池のそばの樹林帯の中で、おまけに昨日は結構な雨が降ったというのに結露しないのは、透湿性は落ちてないということだ。湿気や気温などの環境と僕の体から出る水分量のバランスが釣り合っていたということだろうか? よく分からない。
2日目
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