2016年5月17日火曜日

2016.5初旬 奈良倉山-三ツ森北峰




三ツ森北峰から




前回暗い植林帯をさまよったのが重苦しく気持ちの底に残ってしまっていたので、今回は軽くて新緑が楽しめるところに行こうと、まだ行ったことの無い奈良倉山に行くことにした。


奈良倉山の山頂からはちょっと無理やり感のある小さい切り開きから富士山が見える。
途中植林帯もあるが上部の美しい新緑の森が印象に残った。

奈良倉山を少し降りたところから未舗装の林道が始まり、西原峠から300m程と小寺山を除き大寺山手前までの長い区間続く。こんなに林道が続くとは思わなかった。
小寺山と大寺山へは道標は無いので地図とテープを目安に林道から逸れて尾根へ入っていかないといけない。

三ツ森北峰からは富士山を中心に展望が広がる。
奈良倉山より見える範囲がだいぶ広く、開放的な山頂で人も少ない。



鶴峠9:25-10:25奈良倉山10:35-11:12佐野峠11:17-11:45西原峠11:48-小寺山12:15-大寺山12:29-12:54三ツ森北峰13:15-14:34杉平入口バス停




上野原駅を8:10に出るバスは増便になった。
8:09着で駅に着いた人たちが駆け込んでくるが、その人たちを待っていてくれる。

鶴峠には真新しい感じのトイレあり。


最初は植林もあったけど、上部は美しい新緑の森だった。


途中から見知らぬおじいさんと一緒に歩くことになった。花や樹木に詳しい人で色々解説してくれる。
僕ももっと詳しくなりたいと常々思うが、まあ老人になる頃には自然に今より詳しくなっているだろう。
最近の殺伐とした山行と違ってのっけからほのぼのとしていて良かった。


奈良倉山に着く。
展望台から富士山が見えた。


ここからは松姫峠や小菅の湯方面へ向かう人が大部分のようで佐野峠へ向かう道へ入るとぱったりと静かになり人の声はしなくなった。

少し降りると未舗装の林道に当たったので左折。
こんな山頂近くに林道が通ってるんだとちょっと驚いた。

林道歩きは最初のうちは気持ち良かった。
たまに樹間から三頭山や雁ヶ腹摺山方面が少しだけ見える。


佐野峠。
標識があり、右に行く道を指して、登山道 西原・浅川・権現山と書いてある。林道ができる前の巻道かな? 地形図を見ると中風呂へ降りれるみたいだけど。


途中伐採地からの展望地もあった。


これから歩く方面の稜線。


西原峠。
右が下山路で左に林道が続いている。
ここからはその間の正面の尾根へ入る。
やっとここから山道だ。いい加減林道も飽きてきていてちょっと眠くなってきたところだった。


ちょっと藪がちだが踏み跡はしっかりしている。
右にネットが張ってあり、その際をしばらく歩いた。


気持ちいいなあ


しばらく行ったところで左から上がってきた道が合流した。
その辺りからどうもワダチらしき跡が見られるようになった。車が通ってんのかな?


ワダチの跡はやがてはっきりした林道になってしまった。
林道造成中ってことか?
さっきの気持ちいい道ももう少ししたらこんな林道になってしまうのか?


ここで林道から逸れて右の盛り上がりに入っていく。


小寺山だ。展望は無い。

小寺山から下りていくとまた林道歩きになった。
単調な林道歩きだけど地図をじっくり見つつ進むには楽だ。


今度はここから尾根へ入る。
ここでようやく林道とお別れ。


大寺山。
ここも展望は無し。


細かいアップダウンをこなし、岩がちな急登をこなす。
結構この区間がきつかった。


三ツ森北峰
180度の展望があり、葛野川から桂川へ続く線の向こうにゴールのように富士山がそびえている。立派な山だなあと改めて思う。


山頂から少し戻って分岐から鋸尾根へ入っていく。

コブがあっても巻道が付いていて歩きやすい。
ずっと自然林が続いたけどさすがに下部は植林が出てきた。


緑が印象的な山口に降り立つ。

ここからのどかな集落内を通ってバス停へ向った。



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