相変わらず山登りの意欲が薄いままだけれど新緑を見たい気持ちは強くあるので、重い腰をあげることにした。
近場でどっか軽めなところをと考え、浅間峠から西へ歩いてみることにしたがこれが桧原村の山々への探索が続くきっかけになった。
上川乗バス停→登山口12分→浅間峠60分→日原峠40分→土俵岳15分→丸山50分→笛吹峠8分→数馬峠35分→西原峠35分→三頭山避難小屋90分→都民の森バス停55分
とりあえず三頭山避難小屋に泊まり、そこで翌日の行程は考えようというおおざっぱな計画。
バス停から東へ少し行った上川乗信号を左折して橋を渡り、しばらく行くと左手に登山口の標識がある。
最初沢沿いの植林帯だが、その後尾根の山腹を登っていくようになる。
尾根に乗って少し行くと植林帯の中に祠があった。
標識が付けられてるが読めない。標識から左へ踏み跡が続いている。トヤド浅間へ行く道なのかな。
広葉樹が多くなり明るい雰囲気になってきた。
浅間峠の東屋だ。
浅間峠の昔の標識。矢印の下に指差しの絵が彫ってあり、その下に小宮戸倉を経て五日市とあり、もう一方は山梨縣棡原村を経て上野原町に至るとある。
大木が二本あってその奥に祠が見える。
浅間峠のベンチでパンを食べながら、逆から来たトレランおじさんとしばし談笑。15分ほど休憩をとった。
日原峠。
土俵岳。展望は無い。
ところどころなだらかな尾根が登ってくる箇所がある。バリエーションルートとして使われてるんじゃないだろうか。帰ったら調べてみよう。なだらかに上がってくる尾根は東京側が目に付いた。
小棡峠。昭文社の地図には表記の無い峠。こういう峠がいくつもある。片っ端から歩いてみようかななんて考えながら歩いていた。
尾根道を境に東京側が植林で山梨側が自然林、または逆に東京側が自然林で山梨側が植林というパターンが目に付いた。ここは東京側が自然林。
丸山。展望無し。
大きいアップダウンは無く歩きやすい道が続くが、その平凡さにちょっと飽きてきていた。 これまで展望は全く無し。
笛吹峠。うずしきとうげと読む。読めないっつーの。
たまに樹間から遠くが見えると喰いつくように見てしまう。
平坦で景色が見えない道に退屈になってきていたがこのトラバースは緑が綺麗で嬉しかった。
トラバースを抜けるといきなり展望が開けた。
気持ちがすっとしていく。ずっと樹林帯だったので開放感がすごい。
正面の権現山を見ながらゆっくり休んだ。
西原峠。ここもなかなか雰囲気があるところ。
千源平ってどこだ?
帰宅後ネットで調べてみたら浅間峠のことかな?という書き込みがチラホラ。
この辺の人は浅間峠を千源平と呼んでいるのかもしれない。もしそうならこれは直さないでそのまま残してほしいな。
もう一つ新しい標識も立っていてそれには浅間峠と書かれていた。
槇寄山を過ぎてから斜度が上がってきた。300m程の登りだ。ここはきつかった。
都民の森に入り斜度が緩む。へばったのでベンチで休憩をとった。
このあたりは葉がまだ出たてって感じで、登り始めに比べるとだいぶ葉の色が淡い。
ここで水を補給する計画だったので、水場に向かおうと小屋横の道を下りかけたが、念のため地図を確認するとこの先すぐのムシカリ峠から下りていくのが正しいっぽい。
おお下る前に地図を見て良かった、冴えてるぞなんて考えながら、ペットボトルをいくつも抱えられないのでザックを担いだままムシカリ峠から下っていった。道の右側っぽかったので注意して見ていたがなかなかない。
あれ無いぞあれ・・・なんて思いながら下っていくうちもうこのまま帰ろうかという気にだんだんなっていき、20分くらい下った辺りでもう帰宅することに決めていた。登り返すのが面倒臭い。疲れてるんだな。暑さとさっきの登りが効いたんだろう。
しかし水場はどこだったんだろう。見逃したのかそれとも避難小屋前の道を下っていくのが正しかったのか。なんだか悔しいがまあいいや。家でゆっくりビール飲んで飯食って寝よう。
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