2014年5月23日金曜日

2014/5 大菩薩峠〜小金沢連嶺〜南大菩薩 2日目:大蔵高丸から景徳院



22時過ぎに一旦風が止んで静かになった。その後寝入ったが、また風が吹き始めて目を覚ました。もう一度夜中にそれを繰り返した後は朝まで寝た。
4時に目覚ましで目が覚める。気温は0度くらい。風は相変わらず強く、ツェルトの壁も相変わらず大きく凹みっぱなし。



コーヒーを飲み、チーズ、ソーセージなどを軽く食べ、アルファ米に水を注いでおく。
荷物をまとめ終わった頃、湯ノ沢峠から登山者が上がってきた。


山頂をうろついて写真を撮った後、西側に続いている笹の茂る道に入ってみると展望台があった。南アルプスがよく見える。
ハマイバ丸方向へ進むと元の道に合流したのでそのまま進む。

権現山、扇山

大月方面



なだらかな道をハマイバ丸へ進む。
朝の空気の中、山にいることが嬉しい。

気持ち良かったなー


30分程でハマイバ丸に着いた。
さっき大蔵高丸にいた人達も到着して、お互いのこれまでの行程やこれからの行程などを話す。
僕はここで朝食を摂ってゆっくり1時間以上休んだ。後から名古屋方面のイントネーションの老夫婦も来て富士山を見ながら穏やかに座っている。大菩薩峠でもいろんなイントネーションを耳にした。連休なので少し遠いところからも来ているみたいだ。

ハマイバ丸から


休憩を終え富士を見つつ下っていく。途中ベンチが置いてある見晴らしの良い場所があった。



急な坂を降りていく道に鹿の糞がたくさん落ちている。道の両脇に笹が茂っていてそこからザザザッと大きい音がした。たぶん鹿だろう。
人があまり通らない冬の間の寝床だったのかもしれない。そういえば八ヶ岳の小泉登山道も4月は鹿の糞がすごかった。



鞍部から登り返すと天下石と言われる大岩があった。ここでまた休憩。


葉が着いた頃に歩きたい道


米背負峠。大蔵高丸からここまでの道がすごく気に入った。また来よう。



峠から登り大谷ヶ丸に着く。展望は無い。
少し戻って分岐から滝子山への道に入る。まだ9時で、滝子山着は10時過ぎ頃だろうから混み混みじゃないだろう。


軽いアップダウンをこなしていくうちに滝子山が見えてきた。新緑が目を引く。
ハマイバ丸から誰に会うこともなく歩いてきたが、すみ沢から滝子山へ向かう道に合流したとたんに何人もの登山者に会う。



滝子山着。
少ししか見えてないが一番高い黒い山が黒岳。その手前の、林道が走っている上に原っぱがあるのが白谷ノ丸。真ん中がたぶんハマイバ丸だと思う。左の近いとんがりがさっきいた大谷ヶ丸。大谷ヶ丸から手前右へ向かってなだらかな高まりをふたつ超えて歩いてきたわけだ。
ここでハマイバ丸で話した男性に再会し、地図を見たり周囲の山々を見たりしながら話しをした。僕が行く道も歩いたことがあり、問題ないですよとの事。

男性を見送り、僕も一通り写真を撮ってから出発。


大谷ヶ丸を見ながら防火帯を下る。やはり大勢の人が登ってくる。
秋に登った大谷ヶ丸が見える。急な登りだった。


看板に悪路と書いてある沢沿いを行く道との分岐を、右の迂回ルートと書かれた山肌沿いの方へ行く。ここも初めて歩く。


迂回ルートの途中の曲り沢峠への分岐から曲り沢峠方面へ向かう。
それまでたくさんの人が歩いてたのに分岐を入ったとたん誰とも会わなくなった。結局このまま景徳院まで人と会わず。
曲り沢峠まではアップダウンの無いゆるい道。


曲り沢峠で休憩。静かだ。


オッ立を巻く右の道に入る。

10分ほど行くと景徳院への緑色の標識があるので標識に従って右折。後は新緑の道を下るだけだ。

予想以上に道筋がはっきりしてる。深くえぐれてる箇所もある。ここを歩く人はそんなにいないと思うんだけど。。。実際連休だというのに一人もすれ違わなかった。昔かなり歩かれた道なのかな?


 景徳院へ到着。


歩いて甲斐大和駅までいくつもりだったがバス停で時刻表を見ると20分待たずにバスが通るみたいだ。暑いし唇が日焼けしてガサガサなのもあり、車道を歩くのは止めてバスに乗ることにした。

ひとつ歩くと次の目的が出来る。今度は新緑の大蔵高丸以南を歩きたい。


1日目へ



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