風邪が治ったばかりだったので、念のため鉄砲木ノ頭から石割山という軽めのコース設定にしたが、それすらも持たず、高指山先から途中下山となった。
なにしろ歩いていて楽しさを感じない。いったいどうしたんだろうと戸惑ったし悲しかったが、思えばこの前の高川山もそうだった。
この後帰りの高速バスの中で熱っぽくなり、夜には本格的に風邪がぶりかえしてしまった。楽しい気持ちが湧いてこなかったのは体調がすぐれなかったせいかもしれない。
おまけに翌日から腰痛も発症してしまい、なんだか散々だった。
8:38 バス停
9:22 - 9:35 鉄砲木ノ頭
10:50 - 11:22 高指山
12:45 石割の湯
富士山駅からレトロ風な外観のふじっ湖号バスに乗り込む。朝早いからかしばらく乗客は僕一人だけだったが、途中で登山者風の男性が一人乗りこんできた。石割山かな?
車内から凍りついた山中湖が見えてテンションが上がる。湖面が見えるところは限られてるので、僕ともう一人の登山者が同じタイミングでぱしゃぱしゃ写真を撮ることになり、それがちょっと面白かった。
早朝にもかかわらず観光客の姿がそこかしこに見える。凍った山中湖を見に来たんだろうか。湖面に降りている鳥の姿も多く見られたけど、エサ取れるのかな?
三国山ハイキングコース入口バス停着。
さあこの前の続きだ、と、この時は元気だったが。
あの丸っこいのが鉄砲木ノ頭かな?
鉄砲木ノ頭到着。
1月頭に来た時は雪が少なかった富士山も、すっかりいつもの冬姿になっている。
ここからは少し雪が深くなったが、トレースはばっちりついていてスノーシューの跡もあった。
本来ならにこにこ顔で歩いているはずの雑木のゆるやかな稜線だけど、なぜか喜びが湧いてこない。自分でもそれが意外で、なんで楽しくないんだろうと戸惑いながら歩いていた。この前の高川山と一緒だ。まいったな、どうしたんだろう?
日当たりがいいところは雪がほとんどなかった。
10:50 高指山到着。
歩いているうちに調子が上がってくることを期待していたが、その気配もないので先の分岐から下山することにした。悲しい。
朝、バスに乗っていた人は、今頃楽しく山を歩いてるんだろうか?
地形図には、高指山を下った鞍部から西へ降りる道が描かれている。
その分岐には標識も建っていたが、沢状地形につけられている道なので見送り、山と高原地図に描かれている、次の分岐から下山することにした。
登りきった小ピークには富士岬平と書かれた分岐の標識が建っていた。
まあ今日はここまでだ。春になったらこの続きを歩こう。
富士岬平から下山にかかる。
10分ほどで別荘地に降り立ち、そこからくねっと別荘地を抜け、道志みちに出た。
予想した通り道志みちには歩道がなく、路肩には雪が積まれているので車道を歩くことになり緊張する。車はそこそこ通る。自転車も多かった。
この日は高速バスに乗って帰ることにした。いつもこの辺りから帰るときは電車に乗っていて、バスは初めてだけどかなり楽で良かった。富士急ハイランドあたりから初台までぐっすり眠ることができた。でもこんなに寝たのは風邪がぶり返していたからだと思う。
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