2018年3月4日日曜日

2018.1月下旬 高川山




東京にしては結構な量の雪が降った。さあどこへ行こうかと気持ちが浮きたったが、時間が経つごとに、おととし米沢山北尾根で味わった恐怖や、4年前大雪直後の百蔵山にまったく歯が立たなかったことなんかが心の中でぐんぐん膨らんできて弱気になってしまい、結局、雪のついた時期に何度か登ったことのある高川山へ行くことにした。

高川山は予想どおりばっちりトレースがついていて、最初こそ安堵したけれど2時間もすると退屈になってしまった。やっぱり足跡の無い山がいいなぁ。せめて登ったことのない山に行っておけば良かったかもしれない。


7:15 初狩駅
8:38 - 8:43 高川山
10:31 - 10:40 むすび山
11:01 大月駅


初狩駅に降りると同じ方向へ歩いていく人が2〜3名いた。さすが人気の山。登山口へ向かう林道にも多数の足跡が続いている。
4年前百蔵山に向かったときは、僕同様登れずに引き返すおじさん一人と帰り道に会っただけで他には誰もいなかった。百蔵山といえどこれだけ雪が積もると登ろうという人もいないんだなあと思ったが、今回はその時より雪が少ないし、降って一週間経っているし、高川山だし、まあ妥当なんだろう。


登山口。気温計はマイナス10度のちょっとだけ手前を指している。こんなに寒いのは、たぶん5年くらい前に行った八ヶ岳以来だ。


短時間で登れる山だけど結構斜度はきつい。
でも初狩側から登る方が、長いだらだら歩きが無いぶん、大月から登るよりは短時間で山頂に立てる。


8:38 高川山到着。数名が休憩していた。
長居することなく写真だけ撮って先へ進む。


岩場のわかりづらいところもしっかりしたトレースがついていた。
うっすら踏み跡が残っていたのか全く無かったかで違うけど、最初にトレースをつけた人はすごいなと思う。


急坂が終ると、後はずっとだらだらした道がむすび山まで続く。葉の落ちた樹々の間から、この前花咲山に行ったとき通った真木集落が見える。奥の高い山は雁ヶ腹摺山かな?


南側の眺め。


新緑の時期に歩きたいなと思っていた、雑木が主体の気持ちいい尾根なんだけど、もう歩くのに飽きてしまっていてこの時は早く降りることばかり考えていた。周りの風景に心を動かされることがないのが自分でも悲しかった。


10:31 むすび山。下山後に大月駅周辺の店でビールを飲みつつ昼食を食べようと思っていたが、お腹が減っていたのでここで昼食にした。
ベンチに座って大月の街を眺めながら、ホットドッグ的なものと菓子パンをほおばる。気温が2度くらいまで上がってきていて風も無かったが、やはり10分くらいしたら手が冷たくなってきたので腰を上げた。

11:01 大月駅着。駅そばの大月観光案内所前に、今高騰中の白菜が、大300円、小200円で並んでいたので小さいのを買って帰ることにした。ここには初めて入ったけど、狭い中にタオルや小物などがびっしり並べてあり、目をひくものもいくつかあった。電車の時間が迫っていてゆっくり見れなかったので今度また来てみよう。



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