2018年1月13日土曜日

2017.12中旬 小路沢左岸尾根





送電線がとおり巡視路と思われる破線が描かれていて、苦労せず歩けそうだなと前々から思っていたこの尾根。調べてみたら小路沢左岸尾根と呼ばれていて登降記録もそこそこ出てくる。
この日は夕方から用事があり、どっか短いコースないかなと探していてこの尾根のことを思い出し、歩いてみることにした。


7:11 甲斐大和駅
10:07 笹子雁ヶ腹摺山
11:58 笹子駅


地形図には日影集落内にあるお寺の裏から破線の道が始まっているのでまずはその寺を目指す。前に雲母山に行った時にこの道を通ったが、記憶があやふやなのでGPSと地図を見ながら歩いた。
日影集落に入り少し行った右手に、前回通った時は気づかなかった駒飼本陣跡というのがあり、その前から細い道がお寺へ伸びていた。

お寺からは勝沼尾根あたりが見渡せ、あれは何の山だっけ? 徳並山はどれだ? としばらく眺めていたが、気温は−2度ほどで、駅から歩いていい具合に暖まった体もあっという間に冷えてきたので出発することにした。すぐ暑くなるだろうからダウンとフリースは脱いだ。風はない。


お寺の先から簡易舗装の道を少し歩く。みぞれが残っているが上は大丈夫かな?


突当りの扉を開けて山道に入ると、しっかり踏まれた道が続いていた。最初は植林だったがすぐに雑木になった。


整備のためと思われる伐採跡が目立つ。


やはり鉄塔はたくさん建っていた。少し小さめの鉄塔。


最後の方にちょっとだけ岩が出てきた。


正規登山道の通る稜線に到達。ここにも鉄塔が建っている。
ずっと稜線の北側で寒々しかったが、一気に陽の光が降り注いでほっとする。日当たりっていいなぁ。

登ってきた尾根を振り返って。
なだらかで登りやすい尾根だった。植林もそれほど多くなかったし。雪を心配していたけど、ケーキ皿から落ちた砂糖くらいのまばらな雪がポツポツあるくらいだった。


ここからすぐに巻道(新道と書いてあった)と尾根道の分岐がある。初めて歩く稜線なので尾根道を選択。この稜線の葉の落ちた木々はいい感じなのでちょっとわくわくした。巻道のほうも南斜面で植林もなさそうだからまた今度歩いてみよう。



小さいアッップダウンを繰り返していく。最後雁摺への登りはきつかった。


10:07 笹子雁ヶ腹摺山到着。標識多いな。右端は大和十二景と書いてあるが、こんなのあったんだ? 他の十一はどこだろう?
お腹ペコペコだったので設置してある長椅子に腰掛け食事をとった。ここは大月富嶽十二景のひとつだが、元々大沢山辺りの稜線に遮られて富士山は頭しか見えないし、木々が育ってきているので眺めは良くない。


笹子へ向けて下る。何年も前に登った時に急だなあと思った記憶があったがやはり急だった。登っても下ってもきつい道だ。下り始めだけは雑木だが、あとはずっと植林であまり面白味もない。
なだらかな小路沢左岸尾根を登山道にすればいいのにと思うが、まあそれは一時的に通り過ぎる者の狭窄な考えなのかもしれない。山小屋もそうだけど、登山道についてもよくわからないところは多い。


無事登山口着。登山口は工事が終わり新しくなっていた。

帰宅後しばらく経ってから大和十二景についてネットで調べてみた。
甲斐大和駅の桜、景徳院、竜門峡、栖雲寺、湯ノ沢峠、大倉高丸が判明したが他はわからず。一覧表のようなものがあると思ったけど見つけられなかった。
あとどこだろう? 今朝通った駒飼宿? 景はないけど笹子峠? 片寄ると文句が出そうだからある程度まんべんなく選定してるとは思うけど、あとどこだろう。


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