高千穂峰は高校生の時学校登山で登らされた山で、すごくきつかった記憶がある。
そしてはあはあ言って登る僕らの横をおばあさんが軽やかに登っていたのが驚きで、友達とすげえなあと言い合ったのを覚えている。
今回何十年ぶりに登ってみることにして、やはり今の僕にもきつい山なんだろうかと楽しみにしていた。
でも昭文社地図を見ればすぐ分かることだけど、高千穂河原から登ったら体力的にはかなり楽な山だった。なんで高校生の時はあんなきつかったんだろう?
駐車場10:36
高千穂峰11:55
駐車場13:24
駐車場から高千穂峰方面を見る。
この稜線は火口の縁で、左の突起へ真っ直ぐ登った後しばらく縁を歩き、一旦下降した後頂上へ登ることになる。頂上は見えていない。
しばらく整備された自然探索路を歩き、分岐から高千穂峰への道に入る。
見上げると左に道が通っていたので疑わずこの斜面左を通る道に入ったが、本当は真っ直ぐ行くのが良かったみたい。
この左の道は斜度がきつい上に火山灰でずるずる滑るのですごく歩きにくかった。足がかりになる岩も無い。
帰りは真っ直ぐ降りてきたが、こっちは岩が足運びの支えになって歩きやすかった。
今日は雨具は傘だけで、ウインドブレーカーも持ってきてない。
天気予報は晴れで午後山沿いでにわか雨が降るかもとの予報だった。どうしようかと少し考えたがとりあえず様子を見ながら進むことにした。
鹿児島方面はきれいに晴れていて、湾や桜島まで見えるんだけど。
ここから縁を離れ、一旦下った後山頂まで登ることになるが山頂はガスの中で真っ暗だ。
雨具やウインドブレーカーが無い不安があったが、雨が落ちてきた瞬間引き返そうと決め頂上に向かうことにした。
こんなのあったっけ?
最後の登り。ここも滑りやすかった。
やった頂上だ!
さあ降りるぞ。
やっぱり頂上からの下りは滑りやすかったので慎重に進んだ。
無事火口の縁まで着いて、おにぎりの昼食を摂る。
風は相変わらず強いが雨は落ちてきていない。ここから樹林帯まで1時間かからないだろうと思うと気楽になったのでのんびり休んだ後出発。
ずっと新燃岳は雲の中だったがちょっと取れかかってきた。
手前が中岳で、真ん中の三角のとんがりが見えるのが新燃岳だ。火山灰が山肌を覆っているのがよくわかった。
現在も中岳から獅子戸岳までは入山禁止となっている。
錦江湾と桜島が霞んで見えていた。
この後帰り道の車の中からは晴れ渡った空にくっきりと高千穂峰や新燃岳が見えていた。なんだよ〜。
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