2015年12月12日土曜日

2015.11上旬 滝子山南稜(寂梢尾根)



滝子山から大菩薩方面を見る





笹子駅7:32 → 10:12滝子山11:10 → 13:50笹子駅
後半ログが狂ってる




笹子駅に着く。何年か前は駅員がいるのを見た記憶があるが今は無人駅になってるみたいだ。周辺にはコンビニなど朝から食糧調達できる店は無い。

甲州街道を東へ向かい、吉久保バス停で左折して中央線をくぐり、突き当りを右へ。
道なりに進むと自然に左へ曲がって滝子山へと続く林道になる。



駅を出て35分。桜森林公園を過ぎ、橋を渡って少し行ったところから右に分かれる脇道へ入る。
古びて読めないが寂悄苑と書いてあるだろう木の看板が立っていた。





ちょっと歩くと寂梢苑という営業していない謎の山小屋風の建物があり、その向いから山へ入っていく。滝子山への標識あり。



斜面を登って尾根に乗ったら鉄塔があり、少し斜度が緩んで林道に出合う。
林道を右へちょっとだけ進み擁壁の切れ目からまた山へ入る。


この写真でもかなり斜度がキツイのが分かるが、道はちゃんとジグザグについていた。



1100m辺りから徐々に紅葉が目に付き出す。


1200m付近。
1300mくらいまでが紅葉の見頃だった。自然林が豊富なコースで新緑時もいいと思う。


1300m辺りから岩が出てくる。

1400m付近から浜立山方面。この高さだとほとんど紅葉は散ってしまっている。

岩場が続くが難しい岩場じゃない。でも急な所もあるので雪が付いている時期の下りには通らないほうが無難だと思う。
尾根の終り頃で少し道が判然としない所もあったし、全体的に急だし、まあこの道は破線が妥当かなという気はする。



頂上手前のアップダウンをがいくつかこなし、10:12 滝子山着。
大谷ヶ丸、甲武信方面。

黒岳と白谷ノ丸は雲がかかったり取れたりしていた。
富士山は雲がかかっていて全く見えず。三ツ峠の頂上付近から上は雲に覆われている。大岳山は綺麗に見えた。

頂上は思ったより人が少なく、小一時間程休憩してたが入れ替わり立ち替わりだいたい6人位が常時頂上にいたくらいだった。
毎年のようにこの時期に来ているけどいつももっと混雑してた記憶がある。時間が早いのか紅葉最盛期では無いのか。


雨乞いの祈願がおこなわれたという鎮西ヶ池を過ぎ、防火帯と思われる切り開かれた道を歩く。


この辺の土は灰色がかった独特な色をしている。湯ノ沢峠へ向かう焼山沢でも同じ土を見たから広範囲にこのいかにも崩れやすそうな砂混じりの土壌が広がっているんだと思う。
沢には砂金らしき粒がたくさんあった。



4年前は形を成していた廃小屋だけどもう残骸になってしまっている。
たぶん昨年の大雪で潰れたんじゃないかな。あの雪の後は沢沿いの道もすごく荒れていた。








紅葉に期待してズミ沢沿いの道へ向かう。
急な道を降りていき滝に当たった所が撮影スポットで、2年前の11月に来た時は軽く渋滞していたけど今日はガラガラだ。まだ緑の葉も目立ってるからこの辺の見頃は来週辺りかな。



道証地蔵手前。この辺りの紅葉はまだまだだ。




林道に出る。道証地蔵を拝んで無事ここまで来れたお礼を心の中でつぶやく。


思えば毎回ここで写真を撮ってる。


右から真ん中へ突き上がっていくのが今日登った南稜。


滝子山は雨乞いの山だったらしい。
南稜の道はこの辺の集落の人達が雨乞いに通った道でもあるんだろうなと思った。





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