(現在出ている山と高原地図にはきちんと登山道として記載されている近ヶ坂往還ですが、当時僕が使っていた2009年版山と高原地図にはこの道の記載が無かったので、この文(特に最後)は違和感のあるものになっています)
初狩駅→老人ホーム40分→近ヶ坂峠20分→一軒家20分→お地蔵さんが何体もある金井側登り口20分→都留市駅30分
2ヶ月ほど山に行かないでいるうちに山に行くのがだんだん億劫になってしまい、準備はするんだけど朝起きてまあいいやと流してしまうことが何度か続いた。
でも新緑は見とかないとと思い、2月に歩いた時に新緑が綺麗そうだなと目をつけていた、高川山 - むすび山のルートを大幡峠から繋げて歩くことにした。
だが当日無事3時にアラームで起きたものの二度寝してしまい、結局目覚めは8時。
どうしようかやめようかでも新緑が、などぐるぐる考えつつネットを見てたら近ヶ坂往還整備の記事が目に止まった。2年近く前の記事だ。ここも興味があって少し調べたりしていたところだが、藪がひどいとのことだったので冬の候補にしていた。へーこっちでもいいかな。。。
よしとりあえず電車に乗ってからどっちにするか決めよう。
初狩駅そばのコンビニで昼食を調達することにし、急ぎ足で駅に向かい電車に乗り込む。
朝雨が降ったのか上野原あたりから路面が濡れているのが見えた。東京も山梨も天気予報は晴れだったけど、ヤマテンの予報だと丹沢も雲取も降ったり止んだりの雨予報だった。空は晴れ間と雨雲が混在している。
近ヶ坂往還はなんかのついでで行けばいいしやはり最初の考え通り大幡峠から高川山へ行ってみよう、時間次第でむすび山へ行くか初狩へ降りるか決めればいいや、とぼんやり外を見てるうちに考えがまとまった。その直後、コンビニ閉まってるかもとふっと頭に浮かんだ。
初狩に着いて甲州街道沿いのコンビニに向かう。が閉まっている。。。さっきのは予感だったんだ、、、と数秒呆然とする。この辺は他に店は無かったはず。小雨が降ってきてるので駅に戻ることにした。
椅子に座りジュースを飲みながら考える。もうすぐお昼だ。行動食として持ってきた菓子パン1個と柿ピーはある。まあ近ヶ坂往還が妥当だな。こういうときじゃないと歩くことはないかもしれない。
駅を出て左の住宅地を抜け、線路を南へ渡り、舗装路をてくてくと歩く。リニア線の下をくぐる。初狩から都留へ抜ける道は思ったより頻繁に車が通っていく。
歩いてきたのが丸田の方。これから向かうのが金井。
ごく一部で噂の石仏を見に行く。
近ヶ坂峠へ戻って金井へ進む。
かなり人が歩いたと思われるえぐれた明瞭な道が続く。
やがて沢沿いを歩くようになる。
家が見えてきた。
その家の前から簡易舗装の道になる。
太陽光パネルが見える。さっきまでは木々にだいぶ遮られていたが、雨が直接当たるようになったので傘をさして歩く。
里に降りたところに近ヶ坂往還の指標があって石仏が何体も置かれていた。
せっかく整備したんだしもう少し宣伝してもいいんじゃないかと思う。丸田側も金井側も登り口まで標識はないから知らないと来ようが無い。駅に置いてあるパンフに載せたり、もう少し標識を建てるとかして目につくようにすれば、行ってみようと考える人も出てくると思う。
ただ地元の立場で想像してみると、大幡峠から高川山はバリエーションルートだし、熊の生息域でもあるから、おおっぴらに宣伝して人が入っても面倒なことが出てくる可能性があるって理由があるのかもしれない。でも大幡峠方面と鍵掛峠方面には道不明瞭と注意書きをするか通行止めと書けばいいし、熊がいるのはここに限ったことじゃない。地権者が乗り気じゃないとかかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿