電車の中で地図を忘れたことに気づく。 あ〜。
浅川峠で左折して破線の道を東に抜けて帰ろうと思っていたが、おとなしく扇山へ抜けることにしよう。
標識に従い、朝もやがかかる沢沿いの集落へ降りていく。
だしを取って作る味噌汁と炊きたての御飯、朝早く鍋を持って買いにいく豆腐。
地図が無いので取り付きまで心配だったが、標識がしっかりあって迷うことは無かった。
最初はやたら倒木が多いが、登るにつれ減ってきた。
この道は杉や檜の植林帯を長々歩かされることは無く、最初の少し暗い所を抜けたら後はずっと明るい広葉樹の道だった。
巻く道もだいたい日の当たる側に道が付けられている。
北峰到着。眺めがいいところだ。
雁ヶ腹摺山、大菩薩方面
大月方面
ほんとなら真ん中に富士山がデーンと見えるはずだけど、ぼんやりとした空気越しに裾野の線と五合目辺りの雪が確認できる程度だった。これから行く方面。
左手前が麻生山かな?右手に見えるのが扇山か?
眺めの良い山頂を独り占めしながら30分ほど休憩し出発。
誰にも会わず新緑の尾根を登ってきて、この眺めの良い山頂も一人でゆっくりできてここまで大満足。今度はぜひ長尾根をからめて来てみたい。紅葉も良さそう。
岩場のアップダウンをいくつかこなした頃、今日初めての登山者と会った。この先ヒカゲツツジがあるという。
急な岩場を登った先に群生があった。
この群生地からほんの少し行くと尾名手峠。
小さい手製の標識がかわいい。
北峰までなだらかな登りで、何で鋸なんだと思ったが、北峰から尾名手峠くらいまでは鋸尾根という名前にふさわしい細かいアップダウンの岩場の細尾根が続く。
さっきの標識から4分歩いたところにまた麻生山の標識。この標識はいいなあ。
権現山の登りに入る前に倒木に腰掛けおにぎりを食べた。
尾名手峠からここまでは概ねなだらかな道。
バス停からここまでに会った登山者は3名。
1200mくらいから上の木々のほとんどが芽は出てるが葉がついてない。
曇り空もあって早く新緑の中に戻りたくなった。
権現山へ到着。数人が食事をしている。
Uターンして浅川峠への分岐へ向かう。
浅川峠へ着く。権現山頂からここまで人に会わず。
浅川峠から扇山方面へ進むと、とたんに薮っぽくなる。
この辺りはちょっと踏み跡が薄い。
結構登らないといけない。300m位か...
小ピークを過ぎ、扇山への登りに入る。
ここは風の通り道の気がする。風で肌寒い。前回もそうだった。
急登をこなし、ゼーゼーで扇山へ到着。
人はまばらにしかいない。
ここで遅めの昼食を摂った。空もまた晴れてきて気持ちいい。
富士は見えず。
前々から気にはなっていた南尾根のツツジ群生地を通って行くことにする。
大久保のコルから下りしばらく行くと看板が出ているので、それに従う。
トラバースして少し下ると平坦地にちらほらとツツジがある。
まさかこれだけじゃないだろうなと思いつつずんずん先に進むと、だんだんヤマツツジ?かな、赤いツツジが増えてきた。
さらに進んでいくと、すごい、周りがツツジだらけ。でも花は咲いていない。。。
あと1週間か2週間後頃がいいのかな?
ツツジのトンネル。来るまで見くびっていたがこれ花が咲いたらすごいんじゃないだろうか?ぜひまた来ないと。
この道は整備したてというか急ごしらえしたという感がある道で、切られた木が結構道の脇に置いてある。
それと結構急で、気楽に下れる道じゃない。
このときも足運びに気をつけ、滑って転ばないよう注意しながら降りた。今度は登りに使おう。
ここから駅まで1時間くらいの歩きだ。
ツツジはいつ見に来ようかとかどんなコースとろうかとか鋸尾根の隣の長尾根も歩かないととか考えながら駅まで歩いた。
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