桜が見頃らしいので生藤山に行くことは決めたが、後のコース取りが決まらない。
とりあえず歩きながら考えようということで、上野原からバスに乗り石楯尾神社へ。
石楯尾神社周辺のツツジが満開だった。
民家の前を通りつつ進む。各庭先の花に目を奪われる。
しばらく行くと山道に入る。稜線まで植林帯の暗い道が続く。
いつもならちょっときつくなってきた辺りでストックを出すのだが、今日はストックを持ってこなかった。
ストックに頼ってばかりじゃいかん、今日は使わずになるべく楽に歩く練習の日にしよう。と考えたのだが、結構つらい。汗だくになって稜線へ着いた。
後は多少のアップダウンで済むはずだ。
なだらかな登りをゆっくり歩く。いつもと違ってやたらと木に目がいくのが不思議だ。
雨に濡れて木肌の存在感が増しているからかと思うがどうなんだろう。
甘草水のところの桜は終わりかけ。がっくり。
三国山も生藤山も人がいっぱいなので早々通り過ぎ、とりあえず醍醐丸方面へ。
生藤山まで行くのは決めていたが、その先どうするか歩きながら考えようと思っていた。
笹尾根を右折したが後はどうしようか。
市道山に行こうかバス停に降りるか久々に陣馬に登ってみるか。。。
醍醐丸で一瞬吊尾根方面に行こうかと思ったが、足は和田峠へ向かった。なんとなく。
和田峠に着き、人のいない茶屋のテーブルに地図を広げ遅い弁当を食べながら行く先を検討する。
まだ山を降りる気にはならず、陣馬に登ることにした。
高尾まで行くか堂所山経由北高尾か、景信山から小下沢へ降りてくのもいいなあとぼんやり考える。
階段の急坂を登り平坦道を行き、また階段を登ると陣馬山に着いた。14時を過ぎているがたくさんの人だ。
休憩することも無く縦走路に入る。桜の時期だからか人が多い。いやこの道は大体こんなものだったっけ?
明王峠の桜も終わりかけ。
景信山から先は泥がひどい箇所もあるのと人も多いので堂所山へ行くことにした。
北高尾を周っていくと遅くなるし、開場峠から小下沢沿いに降りていこう。
一人でのんびり休憩を取った。
北高尾は展望が無く、細かなアップダウンが多いので敬遠されがちだが、初夏は奇麗な蝶や美しい百合の花などを見れる。
去年は5〜8月にかけて5〜6回通った。
開場峠に着き、右折して小下沢沿いに下っていく。
陣馬から景信山辺りは植林の印象が強いが、この辺やザリクボ、小仏から景信山へ登る尾根道などは広葉樹の道だ。
結構残雪を見た。2月の大雪の威力はすごかったんだなあ。
新緑が美しい。来てよかった。晴れていれば相当気持ちよかっただろうな。
バスに乗ろうかとも考えたが1時間近く待つみたいなので高尾駅まで歩くことにした。
何度もこの道は来ているがバスに乗ったことが無い。
周囲の家々もいい感じだし、石碑などもあったりして割と好きな雰囲気の道だ。
この日も疲れて脚が痛かったがなかなか良い気分で高尾駅まで歩いた。
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