2020年6月13日土曜日

2018.04下旬 大蔵経寺山 - 深草観音 - 兜山 - 岩下温泉





3月中旬に田野倉から馬立山ー菊花山とまわっていらい山登りに行っていない。その3月の記録は今のところ書く予定はないのだけど、今の状況だと次いつ山に行けるかわからないので、今回は2017年4月に訪れて大感激した深草観音を再訪したときの記録を書いてみることにした。行ったのは翌年の同月同日。でも前の年より明らかに緑が濃かったのを覚えている。石和温泉駅→大蔵経寺山→深草観音→兜山→岩下温泉→春日井町駅というコースで、メインは深草観音と岩下温泉。岩下温泉は山梨で一番古いと言われているらしく、たしかに冷泉のほうはちょっと独特な雰囲気があった。



石和温泉駅を降り、南に歩いたところにあるコンビニで買い出しをし、また駅のほうへ戻る。正面が大蔵経寺山。真ん中の四角い建物が石和温泉駅。


案内板は豊富にある。大蔵経寺山って不思議な名前だ。


林道っぽい道を結構長く歩いた記憶がある。
途中展望の良いところがあり、北斎の絵をあしらった看板が建っていた。

そこからの景色。肉眼だと富士山が見えていたがちょっと写真だと見えない。


なんの花だろう。花もいいけど春らしい光の当たる葉の緑もすごくいい。


この山はこんな風に岩がぼこぼこっと転がってるのが目立つ。


大蔵経寺山。ちょっとだだっ広い感じの山頂で展望はない。境界線の北側は植林、南側は雑木と分かれている。
あらためてこのときの写真を見直していて、一番目を引かれたのは瑞々しい木々の緑だった。よし来年4月ごろ行こう! と思ったけど来年はどうなっているだろう。この緑の下をただ歩くだけでいいんだけど。


これは深草山手前でみつけた岩。ふくろうのような猫のような人間のような絵が描かれていて、古いものなのか新しいものなのかは不明だけど何とも言えない味わいがある。でもこの写真だとちょっとわかりづらいか。


深草山。前年の同じ日にきた時より明らかに葉が茂っていたのでちょっと驚いた。

ここからはちょっとだけ甲府盆地の眺めがある。


深草観音に到着。これはたしか入口付近にあった石仏。


階段を上ったところに岩を穿ったお堂がある。
高いのも怖いが階段自体にも不安を感じるので、前回もそうだったか今回もこの階段は使わず、ぐるっと回ってつけられている道からお堂へ行った。


その道沿いにはたくさんの石仏が置かれている。



お堂への入口の穴。身をかがめて入っていく。岩を削って階段状に足場が作られているので滑り落ちたりはしない。


お堂の中。写真に写っていない右方向に鉄製階段がかかっている。


その階段から下を覗くとこんな感じ。昭和何年製とか書いてあったような記憶があるんだけど。


いたるところ石仏だらけ。やはりとてもいいところだ。


岩堂峠に戻って東へ。
鹿穴っていうのは山の名前で、この前の年に鬼山と合わせて訪れている。名前は面白いが別に何もない平凡な山だった。この大岩園地っていうのが前に来た時も気になったのだがそれからすっかり忘れていた。今度来る時は大岩園地の謎を解かなければ。
この辺は登山地図に載ってない道が縦横無尽、と言うと大げさだけど、けっこう何本もとおっていていかにも里山らしい感じを受ける。


兜山山頂。ここは木々に囲まれて展望はないが少し行ったところに展望所がある。


その展望所からの眺め。


下山してきたところにあった看板。ふむふむ


第二の目当ての岩下温泉。本館と別館がありこれは別館。立ち寄り湯はこの別館にある。
入っていくと受付があるのだが不在で、奥に向かってすいませーんといくら呼んでも静まり返ったまま人の気配がない。しょうがないなと本館に行って受付にいたおじさんに温泉に入りたい旨を伝えると、ちょっと別館で待っててくださいと言われまた戻ったがそこからかなり待たされた。20分くらい待ったかな? 訪れたのは夕方4時ごろで、玄関は開いていて時間外とかの表記もなかったのになんだったんだろう? そんなものなのか? しばらくして本館の泊まり客らしき浴衣姿の老夫婦があらわれ、僕らと同じように玄関付近でぶらぶらとしだし、それからまもなく従業員の若い女性が来て、全員を中へ誘導し温泉の浸かり方などを説明してくれた。


以下内装の写真
温泉の入り方が書かれた手ぬぐい。これほしいな。


これはたしか玄関右手の食堂みたいなとこ。


これは二階。風呂から上がって中をうろついていてたとき撮った。昔の家具が残されている。


この犬はビクターだな。横に蓄音機もある。

温泉はふたつあって、廊下を挟んで右にすごく温度の低い湯があり左に普通の温泉がある。廊下を渡って右と左を行き来しながら入るのが作法とのことだった(はず)。僕らは左に入ってから右に入ってというのを二度繰り返したところでゆだって上がったが、今度来ることがあればもっとゆっくり休み休み時間をかけて入りたい。受付の人がいればだけど。。。
古い温泉にはままあることだけど脱衣所に鍵付きのロッカーがない。受付で預かってくれるかは不明。このとき男湯には他に一人しかいなかったので、財布などは服と一緒にカゴに入れっぱなしにしていた。でもやはり不安なので今度来ることがあれば受付で預かってもらうようにしたいと思う。受付の人がいればだけど。。。


温泉を出てすぐのところににあった古墳跡。たしか神社の敷地の中かそばにあったと思う。この辺はほんとに古墳が多い。他にも古墳の標識をひとつかふたつ見た。
もう夕方の17時をまわっていて、傾いた陽の光と、温泉を出た体に当たる風が気持ちよかったのをよく覚えている。


17時半ごろ春日居町駅に到着。ぐっすり寝ながら東京へ帰った。



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