今回もしつこく菊花山がらみ。
東屋 7:24 - 7:32
菊花山 8:18 - 8:20
最低鞍部 8:45
林道終点 9:00
大月駅 9:39
大月中央図書館の背後に菊花山が緩やかなふた筋の尾根を伸ばしている。
この日は写真右の菊花山北尾根を登るつもりでいた。地形図には途中まで破線が描かれているのでそれを追ってみようと。でも左の尾根も良さげに見える。鉄塔の下に何か屋根のような建築物が見えるけどあれはなんだろう?
図書館前で左折し、団地を過ぎたところで菊花山北尾根へ向かうため右へ曲がろうとしかけたとき、30mほど先に見慣れた大月の標識が見えた。
道があるのかなと思いそばへ行ってみると、駒橋自然散策路と書かれた標柱が建っていて、その横から整備された階段が尾根へ伸びている。へーこんな道があったんだ。さっき屋根のような建築物が見えたのはこの散策路の東屋か? ちょっと迷ったが、お目当の北尾根は次に登ることにして今回はこの尾根を登ってみることにした。散策路の先から踏み跡があるんじゃないかな。
そんなに歩く人はいないと思われるが整備は行き届いている。巡視路を兼ねているからかもしれない。
散策路の終点には屋根付きのベンチが置かれ東屋みたいになっていた。これが下から見えていた屋根だけど、屋根だけごつすぎてちぐはぐな感じがする。強度はあってもこんなに高いと日除けにも雨除けにもあまり役立たないだろう。
ここに来る人はいるのか? とか思いつつ景色を眺め一休み。
作りかけた鉄塔の再利用だろうな。
東屋のすぐ上に現役の送電鉄塔があり、その右横の踏み跡を抜けていくと、目の前に気持ちいい雑木の尾根が広がった。
尾根上には点々とテープがつけられ、ちょっと灌木がうるさいとこも出てくるが明瞭な踏み跡が続く。
途中小ピークから下った鞍部に、道の跡が横切っているように見えるところがあった。
東側は明るい雑木の斜面。かすかに道跡のような痕跡が見える。
西側は暗い植林帯。
峠の跡か作業道か? なんて考えながら左右を覗き込んでいると、右斜め前方からドドドっと動物の移動する音が聞こえてきてビクッとする。固まったまま聞き耳をたてていると、数秒から数十秒断続的に音がしたあと静かになった。おそらく鹿だと思うけど鳴き声は聞こえない。
熊じゃないことを願いつつ5分ほど待機して出発。鈴はつけなかったが足音を心持ち大きめに出すようにした。
北西から上がってくる526点尾根との合流手前。道跡明瞭。テープもある。
北西からの尾根に合流。526点方向を覗いてみたがちょっと藪っぽい感じだった。植林が際まで来てるので踏み跡はあるかもしれない。
菊花山へ向けて歩き出す。
ここからの尾根の雰囲気もとても良かった。
地形図の破線が横切る付近。南に道筋のような跡が見えてたぶんこれが破線の跡だと思うがどうだろう。
動画では二箇所足を止めているが上の写真は後のほう。これだとは思うんだけど。
北側は道の痕跡は見えなかった。でもなだらかで歩きやすそうだ。それにいい雰囲気。来てよかった。
ここから傾斜が上がり、木から木へ伝いながら、足をずるずると何度も滑らせながら登っていった。
でも短い距離なのであっけなく登山道に合流。合流地点には赤テープがあった。
登ってきた方を覗き込む。下りには使いたくない。
合流地点から3分ほどで菊花山に到着。この標識の左に北尾根から上がってくる踏み跡がある。次はここを歩かないと。
山頂から1分西に行ったところが富士山の展望所になっている。
ここでしばし富士を堪能後、来た道を引き返す。この前歩いた峠道を、駒橋側へ降りることにした。
植林帯を下っていく。踏み跡良好。でも沢に近づいたあたりからはトラバースするばかりでなかなか降りていかないので、適当なところで沢の方へ降りることにした。
このまま踏み跡を進んでも林道に合流するような気はしたけど、またそれは来年の冬にでも探ってみよう。
沢のそばへ降り立つ。景色に見覚えがある。
最初は茫洋としてるが、歩くうちにだんだん道型がはっきりしてくる。テープは割と頻繁にある。
車道の終点に到着。今日の短い探索も終わりだ。
御前山登山道との合流地点。この場所の冬がれた景色しか見たことがなかったので緑の葉が新鮮に映った。
大月駅への道すがら今日歩いた尾根を眺める。新鮮で面白かったけどわずか二時間ちょっとだ。そろそろ長い歩きも入れていかないとなぁ。
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