2013年10月28日月曜日

2013/9-10 折立から新穂高へ 3日目その2:岩苔乗越~三俣蓮華岳~双六岳~双六小屋



10:30岩苔乗越から黒部源流に沿って下り始める。水場まで5分の標識あり。




細い沢を左に見ながら下っていく。
両側の斜面から幾筋も小さい沢水が流れ込んでいてその音が心地よい。
天気はいいし、なだらかな下りだし、平和だなー いいなー とつぶやく。

小さい流れを何度も渡っていく。


本流と思われる流れを左岸に渡る。


渡ったすぐの道は小沢になっていた。
平和で穏やかな気持ちになれるのは水の流れがあるからだと思う。


水が多いので湿地帯みたいになっている所も多く、結構植物が多様にあった。夏はいろいろ花が咲くのかな?
これまで岩場やザレ場ばかりだったのでいろんな植物が新鮮に感じた。


もうじき分岐だ。




分岐についた。奥が雲ノ平方向、右が岩苔乗越方向。


三俣山荘へ向かう


明け方登った鷲羽岳を見上げる。
今登っても気持ちよさそう。


テン場到着


ハイマツの道を山荘へ向かう


11:56三俣山荘着
食堂に入ると若い女性従業員さんからリュックは外に置いてくださいと言われたので従う。
中に入るとパンパンの40Lくらいのザックを横において食べている客が一人。パンパンの40Lとスカスカの60Lだとこっちが軽いけど確かに60Lのほうが大きいよな、でもそんなに違うか?いや40と60じゃそりゃ違うよなあ、小屋泊まりとその他の人で分けるんだろうか、といろいろ考えつつ食事をする。
まあとにかくさっさと食べて撤収して歩こう。
昨日と同じ赤ん坊を背負った女性が返却口のところにいたので、ごちそうさまでしたと言って食器を返し外に出る。
いってらっしゃーいと元気のいい声が送り出してくれた。ありがとうございます。


テン場で撤収作業をしているとあの明るい女の子が帰ってきた。
挨拶してテン場を後にする。
楽しかったです。またどこかで。


さあ三俣蓮華に登ろう。


鷲羽岳を振り返る。
食事して少し休んだからか体が重い。意識してゆっくり進む。


三俣峠 右が三俣蓮華岳、左が双六小屋への巻道


双六小屋への巻道分岐から三俣蓮華岳へ向かう。
巻道はやたら気持ち良さそうな道に見えたが稜線の道もとても気持ち良さそう。天気もいいし。
巻道は緑が瑞々しい時期に歩いてみたい。


三俣蓮華への登りはざれた急坂。


巻道分岐から15分くらいで山頂。
山頂は広く、奥に立っているのが山頂標識。手前が分岐標で黒部五郎岳への道を分ける。
しばし景観を楽しみ黒部五郎から来たというおじさんと写真を撮りあった後双六岳へ向かう。





この稜線を歩けるのかと気持ちが高揚する。

槍ヶ岳に雲が上がってきた。


岐阜側は見渡す限り雲海が覆っている。


黒部五郎はまた今度。


歩いてきた方を振り返る。 いい風景だなー。 感激です。 もう一度引き返して歩きたくなる。水晶岳も風格があるなあ。


この辺りの稜線の道はとても気持ちよかった。

笠ヶ岳が近づいてくる。


15時双六岳


ここでびっくり。まっすぐな道が槍ヶ岳へ続いている。
こんなところだったの?うわーすげえと心で思いながら歩く。



双六小屋方面から軽装で上がってくる人がちらほらいる。
僕は景色に魅了されつつも、1日が終わりかけている周囲の空気に急かされるような気持ちで、もくもくと小屋へ向かった。


結構急な坂を下り、中道分岐を通過する。


16時前に双六小屋到着


テントの受付をし、ビール購入。
テントは20張りも無かったような気がする。
雨が降った場合に備え水はけの良さそうな所を物色し、ツェルトを張った。
これまでは天気が良かったので2晩とも天の川が見えていたが、今晩は無理かな。

地図を眺めたりして時間をつぶし、ビールを飲み夕食を食べる。

もうちょっと歩きたいなと思う。つぶす時間を無くしたい。
次の山行は長く歩くルートを計画しよう。









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