大滝不動尊前宮までは除雪してあったが、前宮から先は膝下程の積雪。が、3人程歩いたっぽいトレースあり。
林道を延々と歩くうち、曇っていた空に日差しが出てきた。
林道から大滝不動尊奥宮への分かれ道では林道と奥宮と両方にトレースがある。奥宮へ向かう。
鳥居をくぐって右手のお稲荷さんに参った後、階段を登り奥宮へ。
奥の大きい滝へ日が当たってきていて、氷や雪が落ちる音が何度も聞こえる。なかなか気分がいい。
しかしトレースはここまでで、橋から先は踏み跡無し。
引き返して素直に林道経由で行くことにした。
前回6月に来たときより、ここまで40分くらい余分にかかっている。前回はここまでで200枚以上写真を撮ってて結構ゆったり来たはずだが(今回は20枚くらい)、これだけ雪があるとやはり時間がかかる。トレースが無かったらさらにかかっていただろうし、ここまで来るのがやっとだったかもしれない。
林道を3〜40分ほど歩いたあたりで、前から二人連れが歩いてきた。本日始めて会うハイカーだ。
甲州高尾山へ登る道が分かれるはずだけど、標識も見当たらないので適当なところを登ったが行き詰まって引き返してきたそうだ。
2人組と分かれ、再び林道を歩くが林道は飽きる。
暗いし寒いし、もう引き返そうかなと思っていたところで、やっと南側斜面に出て登山道に当たった。
引き返さなくてよかった。暖かい。気持ちいい。今まであんな暗い道を延々と歩いてきた自分が馬鹿らしく思えた。
甲州高尾山へ向けて尾根を登っていく。南向きなので雪も少ない。気持ちが晴れ晴れとする。
あたたかいなー。
振り返って。今度は棚横手まで行きたいな。
大善寺の脇の登山口まで無事降り立つ。ここから駅まで歩くのだけど、前回来たときに標識どおり歩いたらやたら遠回りさせられたので、今回は地図をちゃんと見て意味不明の遠回りをしないよう注意して歩いた。なるべく車が通るところは避けさせようという意図なのか? ぶどう畑などの見所を見てくれという意図なのか?
大滝不動尊側の道とは違い、やはり南側の尾根道は雪も少なく暖かくていい。
でもこれだけの雪が積もった甲州高尾山に来ることはもう無いかもしれないので、良い体験だったかもしれない。
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